平成25年10月17日(木)の午後、松本砂防事務所工事安全対策協議会姫川建設監督官工区協議会による工事現場の安全パトロールを実施しました。
(安全パトロールは工事現場で作業を行うにあって危険箇所等の確認を行うとともに、危険箇所等があった場合の改善を図り常に可能な限り現場を安全な状態に保つよう行っています。)
台風26号が過ぎ、いくつかの工事現場に傷跡を残していきましたが、台風一過直後で秋晴れの空の下、現場周辺も紅葉で色付く中での安全パトロールとなりました。
今回の工事安全パトロールは、葛葉山腹工法面工その5工事、葛葉下流山腹工法面工その4工事、葛葉下流山腹工法面工その5工事、大所第9号砂防堰堤資材運搬道路その2工事の4現場を行いました。当日の参加者は、松本砂防事務所工事安全協議会会長、工事現場代理人・監理技術者8人、監督職員2名、姫川地区幹事及び設計担当者1名の計13名でした。
当日のパトロールでの講評結果の主なものは以下のとおりです
良い事例等
* 巨石による路肩表示に赤くペイントで着色されわかりやすい。
* ワイヤーロープ設置作業で作業員が大きな声をかけながら、作業を行っていた。
* 表示看板が大きな文字でわかりやすく表示されていた。
悪い事例等
* 防油堤に穴が空いていたり水が溜まっており、油流出時の容量が確保されて
いなかった。
* せっかく間伐材の看板を使用していたので使用していることを一般の方にも
PRしていただきたい。等
台風26号の被害は、伊豆大島を初め長野県にも多額の農業被害をもたらしました。
当管内工事現場(糸魚川市)でも連続雨量が300mmを越えるところもあり、工期間近にもかかわらず現場の手戻りとなる被害が発生しました。今年はこれで3度目の出水被害となる現場もありました。現場の皆さんは、悔やんでいる暇も無く工期に追われ完成に向かい黙々と作業に取り組んでおり、大変頭の下がる思いです。
現場の皆さん、日増しに寒さが厳しくなってきますが、体調管理には十分気を付けて残り僅かな履行期限まで安全に気を抜かず、もう一頑張りよろしくお願いします。