アルプスSABO NEWS

Date:
2013/9/17
孤立観光客対策訓練に参加しました!
 9月17日(火)松本市の上高地で、松本市総合防災訓練の一環として松本市主催による「孤立観光客対策訓練」が実施されました。

 孤立観光客対策訓練は、焼岳火山噴火災害や土砂災害による上高地観光客の孤立に備え、陸上自衛隊が所有する大型ヘリコプターによる救助を想定した離着陸訓練を目的としたものです。

 訓練は、徳沢と横尾の中間点付近に臨時ヘリポートを設け、大型ヘリコプターで避難者を救助するというもので、今回は中信森林管理署、松本砂防事務所、松本自然環境事務所、長野県、松本市、上高地町会、上高地旅館組合、北アルプス山小屋友好会、上高地消防隊ら地元関係者30名が搭乗しました。

 最近では平成23年6月に釜トンネル上高地側出口付近の産屋沢から土石流があり、県道上高地公園線が通行止めになりました。その際、約1,200人の観光客が上高地に足止めされました。このことを踏まえ、地元関係者からは「県道が使えなくなった際は空から救助が可能と分かり安心した」との声がありました。

 松本砂防事務所でも、この訓練を活かし、災害に備えていきたいと思います。

訓練参加者
搭乗の様子
上高地から離陸
※写真・「File Data」ボタンをクリックすると拡大写真・データを見ることができます。


アルプスSABO NEWS一覧へもどる