アルプスSABO NEWS

Date:
2013/7/30
上高地で外来植物の除去を行いました!
  7月30日(火)に、環境省上高地自然保護官事務所のご指導をいただき、上高地内の上高地防災情報管理センター及び砂防資材運搬道路沿いで、外来植物の除去を行いました。外来植物の除去に、松本砂防事務所職員及び上高地周辺の砂防工事関係者19名が参加し、2時間で約50kgの外来植物を除去しました。
 平成24年に、環境省が上高地の外来植物の分布状況を調査した結果では、約50種の侵入が確認されており、上高地地域の景観の改変、貴重な生態系の消失が懸念されています。今回は、ヒメジョオン、オオアワダチソウ、メマツヨイグサ、エゾノギシギシ、ムラサキツメクサの5種を除去した他に、ハリエンジュ、セイヨウタンポポの侵入を確認しました。
 今後も、自然環境や景観に配慮した砂防事業を実施するとともに、外来植物の侵入や生育範囲を拡大させない取り組みを行っていきたいと考えています。


環境省から除去方法の説明
砂防資材運搬道路沿いでの
外来植物除去

除去した外来植物
※写真・「File Data」ボタンをクリックすると拡大写真・データを見ることができます。


アルプスSABO NEWS一覧へもどる