アルプスSABO NEWS

Date:
2013/7/16
金原魚道見学会が開催されました!
 
 7月16日(火)松本市奈川金原地先で、奈川地区川づくり懇話会の主催による「金原魚道見学会」が開催されました。

 金原魚道は、松本砂防事務所が平成23年9月から工事を始め、この7月に完成しました。この魚道の完成を機に、奈川地区住民の方々に魚道について興味を持っていただくことを目的として見学会が開催されました。

 見学会は、完成記念植樹や奈川自然案内人の会による奈川の動植物の紹介、奈川小学校の児童によるイワナの稚魚の放流が行われました。児童たちは、2箇所ある観察窓に集まり自分たちで放したイワナが泳でいる姿に夢中になっていました。

 奈川に生息する魚といえばサクラマスですが、これまでは奈川渡ダムから金原砂防堰堤でしか生息出来ませんでした。しかし、この魚道の完成により生息域が奈川渡ダムから金原砂防堰堤間の約7kmから保平地区までの約12kmまで拡大することが期待できます。秋にはサクラマスが遡上する姿を見ることができるのではないでしょうか。

 この魚道づくりに関して、松本砂防事務所長と施工業者の川瀬建設(株)が安曇漁業協同組合から感謝状をいただきました。

 これからも地域のみなさんと協力して、よりよい環境づくりに努めていきたいと思います。

金原砂防堰堤と魚道

観察窓からのぞく児童
感謝状の授与
※写真・「File Data」ボタンをクリックすると拡大写真・データを見ることができます。


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