アルプスSABO NEWS

Date:
2013/6/10
糸魚川市の土砂災害危険箇所の合同巡視を行いました!
 6月は土砂災害防止月間です!!
 今年は関東甲信地方は過去3番目の早さで5月29日に梅雨入りが発表されましたが、以後は空梅雨か梅雨らしからぬ天候がつづいています。一方、北陸地方(新潟県・富山・石川・福井)については、まだ梅雨入りは発表されておらず、もう、台風3号の接近の予報が入っています。(今後の台風情報にご注意下さい!!)

 毎年梅雨期に各地では降雨による土砂流出が発生し、地域の方々の生命財産を脅かす災害が後を絶ちません。そこで、状況認識の一致を図ると共に緊急時迅速な対応を行うため、平成25年6月10日(月)に糸魚川市管内の防災関係機関で土砂災害危険箇所の合同巡視を行いました。

 
 当日は、松本砂防事務所、高田河川国道事務所、新潟県糸魚川地域振興局、糸魚川市、糸魚川市消防本部の職員10名が土石流危険渓流を主として糸魚川市の3箇所の巡視を行いました。
 今年は同日の前半に高田河川国道事務所と新潟県糸魚川地域振興局、糸魚川市により姫川本川、後半に支渓流の巡視を上下流一連の合同巡視となりました。

 巡視箇所は、①大規模崩壊の対策箇所である新潟県糸魚川市大所地先(葛葉下流山腹工法面工その3工事)と、②土石流危険渓流の山本川(糸魚川市山本地先)、③土石流危険渓流の岩木地先(糸魚川市岩木地先)について現地を確認しました。

 今回の巡視では緊急的な対策を必要とするような箇所はありませんでしたが、万が一土砂災害時には、各防災関係機関において今回の合同巡視を踏まえ迅速な対応を行って行きます。


崩壊箇所の対策状況
(葛葉下流山腹法面工工事)
土石流危険渓流の山本川巡視
土石流危険渓流の岩木川の表示板
※写真・「File Data」ボタンをクリックすると拡大写真・データを見ることができます。


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