アルプスSABO NEWS

Date:
2013/2/25
「大規模土砂災害を想定した合同防災訓練」を行いました!
 平成25年2月20日(水)に糸魚川市消防本部において、国土交通省松本砂防事務所・高田河川国道事務所・新潟県・糸魚川市による合同の「大規模土砂災害を想定した防災訓練」が行われました。

 今回の訓練は、新潟県内では初めてとなる「学習型訓練」で行いました。
 この学習型訓練は、司会進行者がシナリオに沿って降雨等の情報を参加者全員に伝え、各機関にその対応を質問し、回答することをくり返しながら進めていきます。
 防災訓練で多く採用されるロールプレイング方式の訓練に比べ、他機関の動きが分かりやすく、課題の共有ができることが大きな特徴です。

 訓練は、豪雨災害を想定して行われ、災害がおこる前の「警戒体制」から始まり、被害状況等の調査を行う「初動対応の確立」、天然ダム等の発生に対する「土砂災害防止法に伴う対応」、天然ダム等への対応として「応急対策・監視観測体制の検討」の4つのステージに分けて実施しました。
 
 今回の訓練では、災害時に対する各機関の対応状況を参加者全員が把握することができ、情報共有や対応についての課題を確認しました。

 松本砂防事務所では、今後も継続して市町村や県と合同で防災訓練を実施していきます。

応急対策工法の検討
糸魚川市長による訓練の講評
初動対応の報告
※写真・「File Data」ボタンをクリックすると拡大写真・データを見ることができます。


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