アルプスSABO NEWS

Date:
2012/11/30
姫川水系砂防直轄50年 姫川水系砂防 土砂災害の教訓・継承シンポジウムを開催しました!
 姫川水系では、「日本三大崩れ」の一つである小谷村の稗田山崩壊など、幾度となく土砂災害に見舞われてきました。
 そこで、これまでの災害を風化させず、教訓として継承し、さらに地域とともに土砂災害に備えた地域づくりを目指すことを目的として、「姫川水系砂防 土砂災害の教訓・継承シンポジウム」を11月9日(金)白馬村ウイング21で開催しました。
 当日は約300名の方からご参加をいただきました。

 最初の基調講演では、笹本 正治 信州大学副学長から「災害伝承に学ぶ」と題して、ご講義をいただきました。 
 2題目の基調講演では、南 哲行 国土交通省砂防部長から「姫川流域の国土保全」と題して、ご講義をいただきました。

 パネルディスカッションでは、当シンポジウム実行委員長の信州大学平松教授、基調講演の笹本副学長及び南砂防部長に加えて、太田 紘熙白馬村長、松本 久志小谷村長、米田 徹糸魚川市長、岡本 正男(社)全国治水砂防協会理事長、平山 直子伊那ケーブルテレビアナウンサーが参加し、地域の特性と土砂災害との関連や体験談、災害の伝承などについて意見交換が行われました。

 これからも、地域住民の皆様に防災意識をさらに高めていただくため、シンポジウムにおける講演内容等を踏まえ砂防事業を推進してまいります。

平松実行委員長挨拶
基調講演・笹本信州大副学長
パネルディスカッション
※写真・「File Data」ボタンをクリックすると拡大写真・データを見ることができます。


アルプスSABO NEWS一覧へもどる