アルプスSABO NEWS

Date:
2012/10/30
「焼岳火山研究会2012」に参加してきました!
 平成24年10月25日(木)に高山市奥飛騨温泉郷の中尾公民館で京都大学防災研究所が主催した「焼岳火山研究会2012」が開催されました。この研究会は、活火山である焼岳について地質学的・地震学的な分野での研究者間の連携を図ることを目的とし、今回初めての開催されたものです。
 研究会では、京都大学農学研究科の水山先生を始め京都大学防災研究所の大見先生、堤先生、井口先生、産業技術総合研究所の及川先生、防災科学技術研究所の熊谷先生、東北大学の西村先生、京都大学の横尾先生から焼岳や火山に関する研究について発表があり、砂防学、地質学、地震学、地球熱学等の異分野の研究成果について活発な意見交換が行われていました。

 今回、焼岳に関連する行政機関として国土交通省松本砂防事務所の他、神通川水系砂防事務所、環境省松本自然環境事務所、長野県松本地方事務所、松本市山岳観光課から担当者がオブザーバーとして研究会に出席し聴講させていただきました。
 火山の噴火予知は非常に難しいことですが、少しでも被害を軽減できるよう大学等の研究者と行政が一体となって焼岳の噴火対策に取り組んでいく必要性を感じました。


研究発表の様子
今回の研究会を主催した
京都大学防災研究所の大見先生
研究会に参加したメンバー
※写真・「File Data」ボタンをクリックすると拡大写真・データを見ることができます。


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