アルプスSABO NEWS

Date:
2012/10/11
根知小学校で松本砂防事務所が出前講座〈根知川を知ろう〉!
 10月 4日、根知小学校で「根知川を知ろう」をテーマに防災を主とした根知川についての総合学習を行いました。
 参加者は小学生23名(3年生5名、4年生5名、5年生9名、6年生4名)とその保護者及び地域の方11名及び先生2名と、松本砂防事務所の渡瀬建設監督官の総勢 37名により行われました。

 当日は最初に、3・4年生の総合学習の一環として『ジオパーク探検隊』と称し、根知地区の発祥ともいえる根知川の学習について取り組んできたことを発表しました。

 子供達の取り組みについては、以下のとおりです。
  ①事前に地域の方に昔の根知川についてのアンケート調査を行い、洪水が良くあったことや、
  大雨時に避難したことなどを把握。
  ②水神様マップを作成し、昔の人は水を大切にしてきたことを把握。
  ③校外学習にて、根知川と姫川の合流点から雨飾山荘まで、川にある施設を調査。

 これらを背景に、松本砂防事務所の土石流の映像により、まず土砂災害について知識を深めてもらい、土砂災害から町を守る施設について、施設の目的や機能の説明を行いました。
 その後、根知川にどんな防災施設が設けられているのかや施設の効果について説明を行いました。
 小学生は皆、真剣なまなざしで、講師の説明を黙々とメモをとっていました。

 最後には小学校の生徒より多くの質問や感想がありました。
 質問は、『砂防ダムを造るのにどれくらい時間がかかるのか?』や、『根知川で一番古い砂防ダムはどの辺にあるのか?』及び『今までに根知川の工事でどれくらいのお金が使われてきたのか?』など、質問を受ける松本砂防事務所職員も必死に回答していました。

 代表者よりお礼の言葉を最後に受け当日の学習会を終えました。


小学生による進行と松本砂防の説明の様子
聴講者の様子
※写真・「File Data」ボタンをクリックすると拡大写真・データを見ることができます。


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