アルプスSABO NEWS

Date:
2012/9/26
松本市笹賀地区の皆様をご案内しました!
 平成24925()、松本市笹賀地区の防災防犯協会役員の方々18名が防災関連施設等の見学にお見えになり、事務所災害対策室にて防災情報設備等をご覧いただいたほか、上高地にて防災情報管理センター及び砂防施設の現場をご案内いたしました。
 当日は初秋の好天に恵まれ、絶好の見学日和となりました。

 
午前中、事務所災害対策室にて松本砂防事務所の事業概要のほか、最近注目されている深層崩壊関連についてご説明した後、大型表示画面に映し出されたCCTVカメラ画像を見ながら国土交通省の多重無線通信網や光ファイバ通信網についてご案内し、屋外では展示設置されたKu-SAT(ケーユーサット:衛星小型画像伝送装置)での映像・音声伝送も体験運用していただきました。
 午後からは、上高地内の防災情報管理センターに移動し、焼岳及び産屋沢土石流災害に関するビデオ映像をご覧いただいた後、産屋沢の災害復旧工事現場へ、現地で工事概要をご説明した後、登録有形文化財となっている釜ヶ渕砂防堰堤をご案内しました。

 参加各位におかれては、熱心にメモをとられたり写真撮影されるほか「砂防堰堤とダムは違うのか?」「災害時の体制にはどのように入るのか?」「カメラ映像は常時監視しているのか?」等たくさんのご質問や「松本砂防事務所の防災施設についてよく分かった。」「産屋沢土石流の映像は怖かった。」「実物の牛枠(うしわく:砂防施設のひとつ)は大きくて迫力がある。」等のご感想を都度いただき、地元の防災に対する笹賀地区の方々の意識の高さに、ご案内した職員一同大変ありがたく、また身の引き締まる思いでした。
 今後も地元の皆様にご理解いただけるよう意識しながら、防災情報設備等の整備推進に取り組みます!


災害対策室での事業概要説明
Ku-SAT展示運用の様子
上高地(釜ヶ渕堰堤)での現場案内
※写真・「File Data」ボタンをクリックすると拡大写真・データを見ることができます。


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