アルプスSABO NEWS

Date:
2012/8/29
上高地外来植物除去作戦!
 8月22日()午前、上高地において「上高地を美しくする会」主催による清掃活動の一環として外来植物の除去が実施されました。

 近年、上高地では外来植物の繁茂が目立ってきており、環境省松本自然環境事務所などの調査によると47種類の外来植物が確認されています。

今後の対策によっては根絶が十分可能な種類も多く、今回はじめて外来植物の除去が行われました。
 除去範囲は、河童橋から大正池の遊歩道などの脇に生えているエゾノギシギシ、ヒメジョオンを主に抜き取りました。
特にヒメジョオンは環境省の「要注意外来生物」のリストに掲載されており、上高地内で最も多く確認されている外来植物です。

 同様の除去作業は今後も年1回をめどに継続的に行っていくそうです。
 上高地本来の自然を守るため、たくさんの方が参加し、汗を流していました。

 上高地を美しくする会
上高地を美しくする会:昭和38(1963)年に設立。来年で50周年を迎える。
設立目的は、美しい上高地の環境を時代へ継承することであり、上高地の施設や団体、協力業者、関係官庁などが会員となっており、上高地開山期において、毎月2回清掃活動を実施している。

集合状況
除去作業状況[奥:明神岳]
除去植物
※写真・「File Data」ボタンをクリックすると拡大写真・データを見ることができます。


アルプスSABO NEWS一覧へもどる