アルプスSABO NEWS

Date:
2012/6/11
糸魚川市の土砂災害危険箇所の合同巡視を行いました!
 6月は土砂災害防止月間です!!

 今年は新潟県を含む北陸地方及び関東甲信地方は6月9日に梅雨入りが発表されました。
 毎年梅雨期に各地では降雨による土砂流出が発生し、地域の方々の生命財産を脅かす災害が後を絶ちません。そこで、状況認識の一致を図ると共に緊急時迅速な対応を行うため、平成24年6月8日(金)に糸魚川市管内の防災関係機関で土砂災害危険箇所の合同巡視を行いました。

 当日は、松本砂防事務所、新潟県糸魚川 地域振興局、糸魚川市、糸魚川市消防本部 、長野県小谷村の職員10名が土石流危険渓流、地すべり、崩壊箇所等について糸魚川市、小谷村の3箇所の巡視を行う他、糸魚川市においては、現在新潟県で土石流危険渓流の見直し作業を行っておりその経過報告を行っていただき情報の共有化を図りました。

 巡視箇所は、①大規模崩壊の対策箇所である新潟県糸魚川市大所地先(葛葉山腹工法面工工事)と昨年H23.9.28に山腹崩落が発生している対岸の真那板山、②今年5.10に発見された長野県北安曇郡小谷村北小谷横川地区の地すべり箇所について河道を堰き止めている土砂の状況、③新潟県糸魚川市根知川通常砂防事業の堰堤の完成(梶山地先)と効果について現地を確認しました。

 今回の巡視では緊急的な対策を必要とするような箇所はありませんでしたが、万が一土砂災害時には、各防災関係機関において今回の合同巡視を踏まえ迅速な対応を行って行きます。

崩壊斜面の巡視(長野県北安曇郡小谷村真那板山)
小谷村北小谷横川地区地すべり確認
根知川通常砂防事業堰堤完成箇所(梶山地域)
※写真・「File Data」ボタンをクリックすると拡大写真・データを見ることができます。


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