アルプスSABO NEWS

Date:
2011/11/25
「NPO梓川流域を守る会」の先進地視察が行われました!
 「NPO梓川流域を守る会」の現場視察が11月22日に行われました。
 昨年は立山カルデラのスケールの大きな砂防を視察しましたが、今回は天竜川上流河川砂防事務所の管内にお邪魔しました。

 今年はS36年に伊那谷を襲った「三六災害」から丁度50年にあたります。早朝7:00に島々を出発した理事長以下総勢12人は、当時の崩壊跡が生々しい大西山の巨大崩壊の異様に息をのみ、深層崩壊の恐ろしさを目の当たりにしました。その後、大田切川で展開する「駒ヶ根高原砂防フィールドミュージアム」を視察し、流路工とともに地域の憩いの場として整備された施設群を視察しました。

 地域の歴史を知り過去の教訓を引き継いでいくことで地域の防災力の向上を図っている駒ヶ根地区の施策に、皆さんそれぞれのお立場で地域の防災をかんがえる良い機会となりました。
 ご案内頂いた天竜川上流河川砂防事務所事業対策官の中島さんの地域に対する「熱き想い」がとても印象的でした。
 
公園として整備された大西山崩壊跡地
駒ヶ根高原砂防フィールドミュージアムにて
※写真・「File Data」ボタンをクリックすると拡大写真・データを見ることができます。


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