アルプスSABO NEWS

Date:
2011/10/07
根知小学校防災教室で土石流災害のしくみと根知川上流の砂防対策を紹介しました!
 9月21日、根知小学校で「防災教室」と題して防災についてを学ぶ学習会が開催されました。
 参加者は小学生32名とその保護者17名、地域の方6名及び先生10名、講師3名の総勢68名で、講師は根知小学校の先生、松本砂防事務所、猪又建設(株)、糸魚川消防本部防災室の職員により行われました。

 冒頭に根知小学校の先生が、小学校の生徒達に防災とは何かについて説明を行い、続いて松本砂防事務所の渡瀬建設監督官より土砂災害について、土石流や崖崩れを再現する模型を用いて説明を行いました。また、長野県松本市安曇上高地に発生した土石流災害や土石流の対策工のDVD映像を見ながら土石流の怖さについて説明を行いました。
 さらに現在根知川上流の中股沢で砂防工事を行っている猪又建設(株)より土石流のしくみや、砂防工事について資料にもとづき説明を行いました。
 糸魚川消防防災室小林防災係長からは、クイズ形式で防災の対象となる「地震」、「火災」、「土砂災害」、「豪雪」について各災害の恐ろしさや対応の仕方、注意事項について説明がありました。小学生は皆真剣なまなざしで、講師の質問や説明に解答したりうなずいたりと興味を持って聞いていました。
 授業の最後には、小学校の代表者よりお礼の言葉を受け講師の方々はにこやかに返礼を行い、根知小学校の生徒達の拍手に送られ開場を後にしました。

 また、後日10月5日には根知小学校の5・6年生が根知川上流で施工している松本砂防事務所の工事である中股第3号砂防堰堤資材運搬道路の工事を見学に来ました。
 現場見学は、現地周辺の地形、地質、砂防施設の施工状況及び砂防施設の施工のために行われる材料運搬道路の工事の状況について、教頭先生や現場担当者から説明を受けました。

土石流・地すべり再現模型の説明
小学校代表からのお礼
※写真・「File Data」ボタンをクリックすると拡大写真・データを見ることができます。


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