アルプスSABO NEWS

Date:
2011/09/02
梓川地区協議会管内工事の8月期安全パトロールを実施しました!
 平成23年8月25日(木)の午後、松本砂防事務所工事安全対策協議会梓川地区協議会による工事現場の安全パトロールを実施しました。

 安全パトロールでは毎月1回、地区協議会メンバー(松本砂防事務所の担当職員と当事務所発注工事の現場代理人等)で、施工中の工事現場において、作業を行う上で危険な箇所の有無、整理整頓状況、また、緊急時の避難路はきちんと確保されているかなどの項目を点検しています。


 今回は、松本市白骨温泉地区の湯川で行っている山腹工事、上高地地区の八右衛門沢で行っている床固工等工事の計2工事について点検しました。

 点検後は、意見交換会を行い、良かった点や今後の改善点等を確認しました。

 意見等の一部は以下のとおりです。
     Ø   油漏れ対策について、受け皿に雨水が溜まっているので、水抜き処理および油吸着
            マットを敷設し日常点検を徹底しよう!
     Ø   降雨後の濡れている状態での法面作業用親綱と固定金具との効き具合を確認
            しておこう!
     Ø   油吸着マットの保管場所について、誰もがわかるようわかりやすく明示しよう
     Ø   渓流内での作業なので、気象情報を十分に把握して作業しよう!
     Ø   緊急時の避難経路及び避難場所を再検討し作業者全員に周知しよう!
     Ø   安全な昇降設備を設置しよう!

 
処暑が過ぎ、山中では夏の暑さが和らいできたこの頃です。しかし、この時期は、台風来襲の一つの特異日にあたっており、暴風や大雨にみまわれることが少なくないといわれています。気象の変化に細心の注意を払い、最後まで無事故を目指し安全対策に努めていきます。


点検状況[湯川山腹下部より]
点検状況[八右衛門沢]
意見交換会
※写真・「File Data」ボタンをクリックすると拡大写真・データを見ることができます。


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