アルプスSABO NEWS

Date:
2011/07/19
「小谷っ子タイム」で浦川を案内してきました!
 小谷小学校の依頼を受け、7月14日(木)「小谷っ子タイム」で浦川の現地をご案内してきました!

 「小谷っ子タイム」は、小谷小学校で、村についてさまざまな角度から学び体験する総合学習で、「探検隊」と名付けた1~6年生合同で校外学習を行うものです。

 今回、第2回小谷っ子タイムでの「浦川施設名所探検隊」の目的は、
  ①小谷村の自然や施設に対する理解を深める。
  ②小谷村のすばらしさを実感しながら、異学年の交流を深める
     (←1年から6年の児童さんがいました!)
  ③8月8日シンポジウムでの発表に向けての題材集め

 せっかくなので、子どもたちを飽きさせずに、記憶に残る体験をさせてあげたいと、ご担当の藤巻先生に体験プログラムを提案したところ、快よく了解いただきました。
 浦川で工事を請け負っている、(株)傳刀組さん、大糸・島崎共同建設企業体さんにもお手伝いしてもらい、次のプログラムを行いました。
  1.下里瀬水位表示
   100年前、集落が水に浸かった目印を見て、当時の被災写真と比較しました。
  2.金谷橋にて
   ①稗田山大崩壊の説明  
   ②無人化建設機械の操縦体験(浦川の工事現場で使われている重機)      
   ③簡易試験、計測体験(浦川の土砂の含水試験など)
  3.遺構調査現場
   100年前の小学校の跡の見つけ方の説明、調査井戸をのぞく

 「小谷っ子タイム」は小学1~6年生が参加するので、説明も分かりやすく、興味を持てるように工夫しました。(わかったかな?)
 今回の体験で、小谷村の自然のこわさを知ってもらい、いざ災害の時にそなえて準備をしてもらえるよう、友達や家族の方に話してくれたらと思います。
 現場の作業員の方は、「子どもたちが建設業に興味を持って、建設業に就いてくれたらいいですね」と言って熱心に指導をされていました。

 8月8日には、稗田山100年事業のシンポジウムが行われ、その中で「小谷っ子タイム」の今回の発表が行われます。
 8月8日シンポジウムでの感想発表が楽しみです。
 (シンポジウムの詳細はホームページで。
      URL http://www.hrr.mlit.go.jp/matumoto/hiedayama/index..html )


無人化建設機械の操縦体験
浦川の土砂の含水試験
遺構調査現場
※写真・「File Data」ボタンをクリックすると拡大写真・データを見ることができます。


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