平成23年5月25日(水)の午後、松本砂防事務所工事安全対策協議会梓川地区協議会による工事現場の安全パトロールを実施しました。
安全パトロールでは毎月1回、地区協議会メンバー(工事の現場代理人の方々と松本砂防事務所の担当職員等)で、施工中の工事現場において、作業を行う上で危険な箇所の有無、整理整頓状況、また、緊急時の避難路はきちんと確保されているかなどの項目を点検しています。
今回は、松本市波田地区の鷺沢で行っている砂防堰堤工事、上高地地区の八右衛門沢で行っている床固工等工事の計2工事について点検しました。
点検後は、各々の現場にて意見交換会を行い、良かった点や今後の改善点等を確認しました。
意見等の一部は以下のとおりです。
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資材等整理整頓し、残材は分別処理を確実に行おう!
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足場を確実に設置(固定)し、避難経路を確実に確保しよう!
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防油堤等適正な使用を心掛け、用途外の使用はやめよう!
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作業主任者を正副がわかるようにしよう!
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架空線に注意し、必要に応じて対策を施そう!
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重機内にも油吸着マットを常備しておこう!
芒種の頃、今年の5月は、降雨が例年より多く、梅雨入りもはやくなりました。鉄砲水や土石流から確実に避難できるよう日常の変化を敏感に察知し、安全第一をモットーに、最後まで無事故無災害を目指し安全対策に努めていきます。