アルプスSABO NEWS

Date:
2009/08/10
乗鞍岳高山植物等保護合同パトロールが行われました
  8月8日(土)乗鞍岳で、中信森林管理署主催の高山植物等保護合同パトロールが行われました。
  始めに、乗鞍岳畳平駐車場にある乗鞍森林パトロールセンター前に中信および飛騨森林管理署や環境省、県・市等の担当者など総勢40名程が集合し、下平中信森林管理署長の開催挨拶を受けた後、6コースに分かれてパトロールに出発しました。松本砂防事務所からは梓川出張所職員が、剣ヶ峰(山頂3,026m)コースに参加しました。
  山頂までの登山ルートには、高山植物等の保護を目的として歩行範囲を示すグリーンロープが張られていて、この外へ出たりする人を注意したり、登山者からの高山植物等の質問に答えたり啓発活動をしながら、また、落ちているゴミも拾うなど、畳平駐車場と山頂間の往復でおおよそ3時間半の工程でパトロールを行いました。
  パトロール終了後各コースごとに結果報告がなされ、年々乗鞍岳を訪れる人たちのマナーは向上しており、ゴミもかなり減りロープの外に出るような人も殆どいなくなったとの報告が多くうれしくなりました。
  これからも乗鞍岳を訪れる方々のマナーがさらに向上し、このすばらしい景観が守られることを願い下山しました。
開催挨拶をされる              下平中信森林管理署長
パトロールの状況
山頂からの雄大な景観
※写真・「File Data」ボタンをクリックすると拡大写真・データを見ることができます。


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