梓川 
昭和20年(1945)10月
秋雨前線を台風が刺激して豪雨となり、安曇村と奈川村で大水害。安曇村で住宅に被害。そのほか田畑、道路、橋などに多くの被害。とくに島々の被害は大きかった。
昭和28年(1953)9月
台風13号により波田町で堤防が決壊。道路や水田、山林に被害。
昭和33年(1958)7月
台風11号と梅雨前線により上高地に集中豪雨。島々谷道も不通。波田町で堤防が決壊。梓川橋(丸田橋)が30m流れる。
昭和37年(1962)6月
焼岳が噴火し、焼岳小屋がこわれる。2名が負傷
昭和40年(1965)7月
梅雨前線による豪雨で梓川が氾濫。国道158号不通。波田町で堤防約50mが流失し、水田に被害。
昭和47年(1972)7月
梅雨前線による豪雨で波田町の堤防に被害。
昭和53年(1978)6月
梅雨前線による豪雨。波田町で農作物に大きな被害がでる。
昭和54年(1979)8月
上高地で記録的な豪雨。巨石をふくんだ大量の土砂が土石流となって県道上高地公園線をおそい、一週間にわたって通行止めになる。
昭和58年(1983)9月
台風10号による集中豪雨で安曇村、奈川村、波田町の各所で大きな被害。松本電鉄上高地線の新島々と島々の間は、線路に土砂が押し出して不通になる。
平成3年(1991)10月
安曇村の「猿なぎ」で土砂がくずれ落ち、通行できなくなる。
平成5年(1993)2月
安曇村の中ノ湯で水蒸気爆発により4名死亡。
 高瀬川 
明治22年(1889)
高瀬川洪水
昭和28年(1953)9月
台風13号により高瀬川が氾濫。
昭和34年(1959)8月
台風7号により高瀬川、鹿島川、乳川が氾濫。堤防や護岸が決壊。
昭和35年(1960)8月
台風11号、12号が相次ぎ、高瀬川が洪水。
昭和36年(1961)6月
梅雨前線による豪雨で高瀬川が洪水。大町市で被害。
昭和39年(1964)9月
台風20号による豪雨で鹿島川が洪水。
昭和44年(1969)8月
高瀬川、籠川、鹿島川などの大町市内の川が増水し、堤防の決壊、土砂くずれが発生。田畑や住宅、道路などに大きな被害がでる。葛温泉では土石流で2軒の旅館が流失、残った1軒も土砂が流入。
昭和47年(1972)9月
台風20号により大町有料道路や県道川口−大町線が損壊し、不通となる。
昭和54年(1979)7月
梅雨前線が活発になり、大雨で各地に被害がでる。
昭和58年(1983)7月
大雨で土砂くずれが発生。
県道川口−大町線が全面通行止め。
平成7年(1995)7月
梅雨前線による豪雨で大町市源汲の猫鼻砂防ダムが決壊。