10枚のプレートでおおわれた地球の表面
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断層図 地球の表面に厚さ約100Kmの部分をプレート(板)とよんでいる。プレートの最も上の部分はわれわれの住む大陸であり、また海底である。 地球の表面は約10枚のプレートに分けられている。日本は、ユーラシア大陸をのせたユーラシアプレートの東端にある。太平洋をのせた太平洋プレートは南アメリカの太平洋沖からきて日本列島の太平洋沖にある深い海の部分である日本海溝から、水平と約45度の角度をなして、ユーラシアプレートの下へ沈みこんでいる。
この沈みこみと関係して、日本の太平洋岸で大地震が起こる。沈みこんだ太平陽プレートの最上部は高温となり、やがてその一部がとけて溶岩となり、それが地表へ現れて火山をつくる。フォッサ・マグナや日本海は、このような大規模な火山作用によってつくられたものである。

image 白馬連邦もユーラシアプレートの一部
もとはアジア大陸と陸続きだった!


プレートがぶつかりあう境となっている姫川沿いでは、姫川の西側のユーラシアプレートに東側の北アメリカプレートがもぐりこむかたちでユーラシアプレートを持ち上げている。こうしてできたのが日本アルプス。そしてこの活動は現在も続いていて、日本アルプスはまだまだ高くなりつつあるのだ。