姫川は、日本の中でも岩石の種類がいっぱい見つかる地域。川原にころがっている石を見ると、城っぽいものや色のついたもの、しま模様、ごまのような黒い点々があるもの、丸いもの、表面がすべすべしているもの、手でも割れてしまうものなど、バラエティーに富んでいるよ。
 岩石は、大きく3つの種類に分けられる。火成岩と堆積岩と変成岩。そして、それぞれの岩石は、含まれている鉱物の種類やでき方によって、さらに細かく分けられる。
 では、川原の石はどこから来たのかな。それは上流にある山の一部の岩が割れて小さくなり、流されてきたんだ。だから川原の石を調べれば、上流の山がどうやってできたかを知る大きな手がかりとなる。
 姫川をはさんで東と西の支流で、また姫川の上流、中流、下流で川原の石を調べてみよう。きっと、種類や大きさに違いがでるはずだよ。