河川堤防整備率
 河川の整備の一つの指標として、直轄河川の堤防必要区間の完成堤防の割合をみると、平成11年現在で北陸地域は、全国の54.3%をやや上回る54.9%となっている。
 河川別にみると、梯川(石川県)15.9%、神通川(富山県)15.7%、信濃川45.8%、姫川(新潟県)58.1%などの整備が遅れている。

 北陸地域の河川は急こう配で、流路延長が短いという特徴がある。このため、雨が降ると地すべり、土石流が発生しやすく、河床の上昇による洪水、氾濫など重大な被害を引き起こしやすい。

図 地域別河川堤防整備率の推移
資料:国土開発調査会「河川便覧」


図 県別河川堤防整備率の推移
資料:国土開発調査会「河川便覧」


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