国土交通省では、多くの方から河川に親しみを持っていただいたり、身近な河川の水質状況を知っていただくために、昭和59年度から水生生物の生息状況の観察による水質簡易調査を実施しています。
黒部川では、黒部市内の小学校4年生から6年生で構成されている「くろべ水の少年団」(事務局:吉田科学館)が黒部川の水生生物や水質について、以下のとおり調査を実施します。黒部河川事務所では、調査前に、川で安全に遊ぶ方法など、水難事故防止の呼びかけを行います。なお、調査結果については、毎年全国で行っている河川の水質判定に使用します。

<参考:調査方法について>
○川の中の水生生物を網などで採取したり、石に付着している水生生物を採取し、指標生物の写真や説明と見比べ、確認や分類を行った後、「きれいな水」「少しきたない水」「きたない水」「大変きたない水」の4段階で判定します。
○また、あわせて水温、流速、PH、COD(化学的酸素要求量)などの項目についても調査を実施します。

1.日時
平成29年7月2日(日) 13:15~15:45
2.場所
下黒部橋左岸付近 → 四十八ヶ瀬大橋下流右岸付近
3.参加者
くろべ水の少年団(25名程度)
4.その他
当日の天候・河川の状況により中止する場合があります。

※上記の他、7月29日(土)に黒部川中流部(内山)、8月20日(日)に黒部川上流部(鐘釣)での調査を予定しています。