平成27年関東・東北豪雨による大規模浸水被害を踏まえ、黒部川が氾濫することを前提として、地域全体で常に洪水に備える「水防災意識社会」を再構築するため、平成28年8月に開催した「黒部川大規模氾濫に関する減災対策協議会」において、『今後概ね5年間で達成すべき減災のための目標』並びに『黒部川流域の減災に係る取組方針』を取りまとめたところです。今回、その具体的な取組として『災害・避難カードの配布・普及・促進』を進めるため、氾濫区域のなかから、地域防災に熱心な地区をモデル地区として選定し、先駆的に進めることとしています。

このたび、入善町蛇沢地区をモデル地区に選定し、第1回ワークショップを蛇沢公民館にて開催し、災害・避難カードの検討・作成を通じて、地域で起こり得る洪水の危険性を共有し、避難方法を再確認していきます。

※災害・避難カード:建物・家毎に、避難が必要となる洪水と避難方法等を記しておくカード状のもの

1.日時
平成 29年 1月19日(木)19:00~21:00
2.場所
入善町蛇沢公民館
3.開催内容
洪水災害情報の種類・入手方法等の説明
黒部川の浸水想定(蛇沢地区洪水リスク)説明
災害・避難カード作成のためのグループ検討
4.参加機関
入善町蛇沢地区の皆さん(約15名)
入善町、黒部河川事務所
5.その他
映像・写真撮影は可能ですが、会場に制限がありますので、ご協力いただきますようお願いいたします。