高校生が建設現場の今を体験

掲載日:2021/11/29

 令和3年11月4日(木)、黒部市にある桜井高校の学生を対象に建設現場の見学会が開催されました。

 この見学会は、土木を専攻する学生を対象に建設業の実情と将来の進路の参考とすることを目的に(一社)富山県建設業協会が主催したものです。

 秋晴れの下、桜井高校1年生32名が黒部市宇奈月町浦山地先で施工中の黒部川の急流河川対策工事の現場を見学しました。

 はじめに、関係者による概要説明、工事担当者から工事の目的、建設業の現状について説明がありました。
 インフラ分野でもDX(デジタルトランスフォーメーション)の推進が叫ばれている中、建設現場においてもICTを活用し、ドローンによる3次元データの自動測量、そのデータを用いた情報化施工など、安全かつ効率的に作業することが可能となり、また、トイレなどの現場環境の改善により、快適に作業ができるようになったことが説明されました。
 次に実際の現場において、VR(仮想現実)による工事施工体験、情報化施工を行うICTバックホウの操作方法などを見学した後、ドローンによる記念撮影を行いました。
 最後は現場に従事する同校の卒業生から体験談を聞き、見学会は終了しました。

 建設業の今を知り、1人でも多くの高校生が、夢を持って建設業に進んでもらえたら幸いです。

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