冬期の高波に向けて「下新川海岸現地視察会」を実施しました!!

掲載日:2019/11/07

 令和元年10月24日(木)に黒部市〜朝日町にかかる下新川海岸において、下新川海岸水防連絡会(黒部河川事務所、富山県、水防関係市町、消防署、気象台等で構成)主催による「下新川海岸現地視察会」を実施しました。
 本連絡会は、平成20年2月24日の高波により甚大な被害を受けた事を契機に、各機関における防災体制の確立に向け、関係各機関相互の連絡体制や水防計画、計画避難基準等を策定し、高波時に迅速な水防活動を実施し、越波等による高波災害の軽減を図ることを目的に設立したものです。
 下新川海岸現地視察会は、冬季風浪等による高波が本格化する前に海岸の現状を把握することを目的に毎年実施しています。
 当日は、下新川海岸水防連絡会関係者21名が参加し、黒部市生地鼻、入善町下飯野、田中、横山、朝日町宮崎地先を視察し、入善町下飯野地先の副離岸堤整備箇所や入善町横山地先での高波浪時の海岸監視ポイントの説明などを行いました。
 また、本連絡会設立の契機となった平成20年の高波で、大きな被害を受けた黒部市生地鼻にて、今後起こるかもしれない高波災害に活かすため、平成20年の高波の主な要因や関係機関との連携による対応状況などの説明を行い、参加者との情報共有を図りました。
 下新川海岸水防連絡会では、高波から地域を守るため、引き続き関係機関との連携を密にし、今後本格化する冬期の高波に備えていきます。


  • 黒部市生地鼻地先にて

  • 入善町下飯野地先にて

  • 朝日町横山地先にて

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