砂防フェア2018が開催されました

掲載日:2018/06/06

 去る、平成30年6月3日(日)に、土砂災害防止月間の広報活動の一環として「砂防フェア2018」が富山市総曲輪グランドプラザで開催されました。

 当日は、10:30よりイベントが始まり、買い物客や通行者の方々にも立ち寄って頂くなど延べ約600人の方にご参加いただきました。

 11:00にはDr.ナダレンジャー&ナダレンコこと、防災科学技術研究所“納口先生と吹iもたい)先生”による「防災ふしぎ実験ショー」では、穴を開けたバケツによる空気砲の実験や発砲スチロールを用いた固有振動の実験など、身近な材料を利用し見学者に分かりやすく教えていました。先生はショーの中で常々「これらの現象は小さく発生すればおもしろい実験となるが、大きく発生すると人命を脅かす災害になる」と見学者に伝えていました。

 会場では、土砂災害や砂防事業に関するパネル展示、土砂災害発生のメカニズムや対策工法を学ぶことができる模型展示の他、土石流を疑似体験できる3D映像装置、平成28年度熊本地震などで観測した震度7を体感できる地震体験装置、土砂災害の原因にもつながる豪雨を体験できる降雨体験装置、体験工作・実験コーナー、絵画ポスター作文展示などを行い、子供から大人まで土砂災害について学んで頂きました。

 黒部河川事務所では、土砂災害などの自然災害の恐ろしさを知っていただき、早めの避難が行えるよう公開している雨量情報の活用など、災害に対する日頃の備えをこのようなイベントや啓発活動を通して、今後も呼びかけていきたいと思います。
(雨量情報URL http://www.hrr.mlit.go.jp/kurobe/bo_info/index.html)


  • 土砂災害や砂防事業に関するパネル展示

  • 楽しみながら行われた防災ふしぎ実験ショー

  • 時間100mmの降雨体験

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