〜桜井高校で出前講座を開催〜

掲載日:2018/02/21

 黒部河川事務所は、2月19日(月)に地元の桜井高校で出前講座を開催しました。
 講座は、「北陸建設界の担い手確保・育成推進協議会(富山県部会)」の取り組みの一環として、富山県建設業協会入善支部の協力のもと、土木科2年生(40名)を対象に、将来の進路を決める際の参考にしてもらうために行ったものです。
 
 講座では、土木に関わる公務員と民間の仕事について、公務員からは同校土木科卒業生の黒部河川事務所調査課 多東調査第一係長と金沢河川国道事務所工務第一課 鹿本技官、民間会社からは桜井建設株式会社 吉本氏と大高建設株式会社執行役員土木部長 川添氏の4名が講師となり、それそれの立場から経験談や後輩へのアドバイスなどを話しました。

 多東係長からは、国土交通省や黒部河川事務所の概要について説明し、今年度入省したばかりの鹿本技官からは、普段の業務の様子や高校時代と異なり、自己管理やコミュニケーションの大切さ、後輩へのアドバイスとして人とのつながりを大切にしてほしいなどの内容を説明しました。
 吉本氏からは、普段の業務やプライベートの様子、一番印象に残っている工事などについてお話しいただきました。また、川添氏には、会社を率いる立場から土木技術者として求められることについてお話しいただきました。
 
 講座の後半では、公務員志望と民間会社志望の班に分かれ座談会形式で意見交換会を行いました。生徒の皆さんからは、高校生のうちにやっておいた方がよいことや資格、給与の話の他、仕事をやめたいと思ったことはないかなど、普段は聞けない質問が多く出され社会人としての心構えを熱心に聞き入っていました。

 今回の講座が、今後の高校生活を送るうえでのやる気や新たな目標につながると共に、進路を決める際の参考になれば幸いです。


  • 多東係長の講義の様子

  • 民間志望の意見交換の様子

  • 公務員志望の意見交換の様子

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