第29回 黒部河川事務所建設労働災害防止大会が開催されました

掲載日:2017/10/04

 今年で29回目となった黒部河川事務所建設労働災害防止大会は、北陸地方整備局が毎年9月の第4週に定めている建設労働災害防止週間に合わせ、事務所所管の工事関係者で構成される黒部河川事務所工事安全対策協議会が集まり、工事現場での無事故・無災害を誓う大会です。
 今年度は、9月27日に事務所2階会議室で開催され、発注者と受注者計78名が出席しました。

 大会は、黒部河川事務所工事安全対策協議会長の古本事務所長の挨拶から始まり、次に魚津労働基準監督署の松林署長から「建設現場における労働災害」について、富山地方気象台の山田気象情報官からは「気候変動と防災気象情報」というテーマで、大変有意義な講話を頂きました。
 その後、安全管理及び労働災害防止対策が特に優秀であって他の模範となる「安全管理優良受注者」として北陸地方整備局から表彰された大高建設(株)が紹介されました。

 続いて工務課長から北陸地方整備局管内の工事事故の発生状況について説明があり、黒部川地区協議会を始めとする4つの地区協議会の会長から安全パトロール等の安全対策の実施状況について報告がありました。

 その後、安全重点目標の唱和を参加者全員で行い、施工者代表の共和土木(株)の藤井現場代理人が安全宣言を行い、最後に協議会副会長代理の大高建設(株)の川添土木部長が閉会の挨拶をして閉会しました。

 私が今大会に出席して印象に残ったことは、魚津労働基準監督署長の講話です。講話の中で私たちが知っておくべき安全管理の仕方や安全対策の方法を「建設現場安全問題集」として、様々な問題を出して頂き、その一つ一つを分かりやすく解説していただき、大変勉強になりました。

 黒部河川事務所ではおととしの大会以降大きな事故は発生していません。今大会で誓ったことを忘れず、これからも無事故・無災害に全力で努めていきたいと思いました。


  • 開会挨拶(古本事務所長)

  • 講話(魚津労働基準監理署 松林署長)

  • 安全宣言(左:古本事務所長)(右:共和土木(株) 藤井現場代理人)

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