夏期実習生の受け入れを行いました

掲載日:2017/09/20

 国土交通省北陸地方整備局では土木系を中心とした大学や高専および高校の学生を対象に、身近な国交省の職場を体験することで、建設業の魅力や社会資本整備の重要性を学んでもらうことを目的に、毎年、実習生の受け入れを行っています。今年も本事務所では、8月21日(月)から8月25日(金)までの5日間、インターンシップとして2名の学生が当事務所の仕事について実習を行いました。

 黒部河川事務所は、宇奈月砂防、宇奈月ダム、黒部川、下新川海岸の4事業を行っていることから、実習生の皆さんには全ての事業について経験をしてもらうカリキュラムを作り、現場の作業を実習してもらいました。

 実習期間中は突然の降雨や猛暑の中でしたが、2人とも真剣な姿勢で実習に臨んでいました。最終日の実習レポート発表では、世界でも有数の急流河川ということで災害が起きないように現場では様々な工夫が見られた。過去にあったことが二度と起きることのないように一生懸命に考えられており、私たちが何気なく過ごしていたが実際の裏側を知ることで管理してくださる方々に対するありがたみを強く感じた等の感想を述べてくれました。

 今回の実習を通して、身近に国交省の職場があること、地域の生命および財産を守るため4事業を進めていること、事業に係わる職員や業者、地域の努力を知ってもらい、今後の学校生活や将来の進路の参考になれば幸いです。


  • 黒部川の不法投棄現場にて

  • 小黒部谷現場にて

  • 平成20年度高波災害現場にて

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