黒部川上流と宇奈月ダムの現地研修会を行いました!

〜うなづき友学館 特別展とコラボレーション〜

掲載日:2017/08/28

 8月最後の週末である8月26日(土)に黒部川現地研修会を開催し、約20名の方々に参加いただきました。本研修会は、黒部市うなづき友学館の第13回特別展「直轄河川80年記念 黒部川の洪水・治水のあゆみ」の一環として行われたものです。


 研修会では、まず黒部川扇状地を一望できるスポットから、宇奈月ダム建設時の工事用道路を通って宇奈月ダムへ。宇奈月ダムでは、情報資料館の「大夢来館(だむこんかん)」とダム内部の監査廊を見学してもらいました。

 見学しながら、宇奈月ダム建設の契機となった昭和44年の洪水の話、宇奈月ダム建設当時の話、宇奈月ダムの目的や特徴の説明を行ったところ、参加者からたくさんの質問が飛び交いました。

 平日に雨が降ったこともあり、黒部川もダム湖も生憎の濁水で残念がる方もちらほら・・・しかし当日は快晴となり、ダムの監査廊内の涼しさを体験してもらい、ダム放流の様子も見学してもらうことができました。


 また、午後にはうなづき友学館で「黒部川直轄事業の歴史と今」と題して、古本一司事務所長の特別講演会が行われ、大勢の方にお越しいただきました。講演後の質問では黒部川流域について様々な質問をいただき、黒部川に対する関心の高さが窺えました。

 うなづき友学館特別展は、11月26日(日)まで開催されています。

うなづき友学館特別展 詳細(黒部市のホームページに移動します。)
http://www.city.kurobe.toyama.jp/event-topics/svTopiDtl.aspx?servno=9393


  • 宇奈月ダム説明の様子

  • 監査廊見学の様子

  • 特別講演会の様子

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