ゴールデンウィーク前に安全利用点検を実施しました

掲載日:2017/04/17

 4月13日〜14日に黒部河川事務所が管理する宇奈月ダム、下新川海岸、黒部川において安全利用点検を実施しました。

 この「安全利用点検」は野外活動による利用が多くなるゴールデンウィーク前及び夏休み前に毎年行っているもので、安心して利用していだだくという観点から、事前点検を実施し必要に応じて応急措置等の対策を実施することを目的としています。
 今回の点検では、黒部河川事務所、富山県、黒部市、入善町、朝日町の職員、河川愛護モニターなどのべ40名が参加しました。

 13日午前中は、黒部市 市道 うなづき湖線において、宇奈月ダム展望広場や宇奈月ダム上流第二展望広場、尾の沼公園及び尾の沼公園駐車場等の点検を実施しました。
 点検では、展望台のベンチの緩みや、立ち入り禁止表示ロープの不備が見受けられました。
 13日午後は、黒部市〜朝日町にかかる下新川海岸において、黒部市石田地先の大島キャンプ場や入善町下飯野地先の園家山キャンプ場、朝日町赤川地先の緩傾斜堤等の点検を実施しました。
 点検では、立入防止のためのロープの緩みや、金具の突出、防護柵の劣化等が見受けられました。
 14日午後は、黒部川において、黒部市宇奈月町中ノ口緑地公園と周辺水際(右岸12.4k付近)、入善町墓ノ木の墓ノ木自然公園(右岸11.8k付近)、黒部市出島(左岸3.8k付近)のやすらぎ水路の点検を実施しました。
 点検では、公園内のベンチが朽ち始めている状況や河岸の崩れにより立ち入りに注意が必要な箇所が発見されました。また、立入防止のためのロープの緩みや通路部分に掛かるような折れた枝が未処理といった状況が見受けられました。

 黒部河川事務所では、一般利用者に自己の安全管理に心がけていただくこととあわせて、安全に利用していただくため、この度発見された不備についてゴールデンウィーク前に是正します。


  • ダム周辺の点検状況

  • 海岸の点検状況

  • 河川の点検状況

※写真・「File Data」ボタンをクリックすると拡大写真・データを見ることができます。