宇奈月ダムへ貯蔵酒を蔵入れしました!

〜地元のみなさんが宇奈月ダムを有効活用〜

掲載日:2017/03/06

 宇奈月ダムは完成から16年が経過し、これまでも洪水調節や発電など多目的ダムとしての役割を果たす一方、地域に開かれたダムとして地元のみなさんとともにダムの紹介や周辺環境の魅力を発信してきました。今回、宇奈月ダムの有効活用や魅力を更に発信していくため、地元の宇奈月温泉自治振興会の主催により、ダムの中にお酒を貯蔵する貯蔵酒蔵入れ式を3月3日(金)に開催しました。

 当日は、来賓に黒部市長らを迎え、主催の宇奈月温泉自治振興会、地元関係者や黒部河川事務所職員など総勢約50人の出席のもと蔵入れ式が執り行われ、宇奈月ダムの天端より約50メートル下りた監査廊内に設けた酒蔵へ貯蔵酒60本が運びこまれました。
※貯蔵場所は1年を通して気温11℃前後、湿度60〜90%と、貯蔵に好条件な場所です。

 蔵入れに引き続き、11月より試験的に貯蔵していた貯蔵酒30本が運び出され会場を宇奈月温泉総湯「湯めどころ宇奈月」に移し、試飲会が行われました。会場では「まろやかな味に感じる」など、貯蔵の効果は上々のようでした。
 また、宇奈月温泉自治振興会によると、今回貯蔵したお酒は秋に蔵出しし、地域のイベントで住民や観光客に振る舞うことを検討しているとのことですので、今回試飲会に参加できなかった方、宇奈月ダムを活用した貯蔵酒に興味を持たれた方、今後の情報に注目下さい!

【宇奈月ダムの見学は随時受付中です!】
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  宇奈月ダム管理所 TEL(0765)62−9071


  • 式典の様子

  • 蔵入れの様子

  • 試飲会の様子

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