〜桜井高校で出前講座を開催〜

掲載日:2017/02/21

 黒部河川事務所は、2月17日(金)に地元の桜井高校で出前講座を開催しました。
 講座は、「北陸建設界の担い手確保・育成推進協議会(富山県部会)」の取り組みの一環として
県建設業協会入善支部の協力のもと、土木科2年生(40名)を対象に、将来の進路を決める際の参考にしてもらうために行ったものです。

 講座では、土木にかかわる公務員と民間の仕事について、公務員からは同校土木科卒業生の黒部河川事務所調査課井田聡調査第一係長と神通川水系砂防事務所工務課岡本幹太技官、民間会社からは朝野工業(株)土木部平野尚祐課長が講師となり、それぞれの立場から経験談などを話しました。
 井田係長からは、国土交通省や黒部河川事務所の概要について説明し、今年度入省したばかりの岡本技官からは、普段の自分の業務について高校時代と変わった点や後輩へのアドバイスをしました。平野氏からは、「ICT(情報通信技術)を活用した工事について」事例の紹介があり、ベテラン職員も若手職員も新しい技術においてはスタートラインはいっしょで、共に勉強しながら技術を身に付けていくことになると説明がありました。
 講座の後半では、公務員志望、民間志望それぞれ分かれて意見交換をしました。
 公務員志望の生徒を対象にした意見交換では、給与や仕事のやりがい、高校時代の成績など色々な質問が出されました。また、職員からは民間との違いや公務員の長所をPRしました。
 また、民間志望の生徒を対象にした意見交換では、学生時代に勉強しておけばよかったことや会社に入って良かった点、苦労した点、休日や残業について色々な質問が出され、社長や同校OBからアドバイスを含め、回答していました。

 今回の講座が、今後の高校生活を送るうえでのやる気や新たな目標に繋がるとともに、進路を決める際の参考になれば幸いです。


  • 井田係長講義の様子

  • 岡本技官講義の様子

  • 平野氏講義の様子

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