黒部川のなりたち

流域写真

黒部川は、山地で河床勾配が1/5程度から、扇頂部の愛本から下流では1/100程度となり、上流から運ばれてきた砂礫が堆積してできた扇状地が広がっています。
この扇状地は、昔より黒部四十八ケ瀬といわれた如く、流水は自由奔走、洪水毎に氾濫、移動を繰り返し、かつては数多くの脈流を形成していました。

河床勾配比較図
従加州金沢至江戸道中図 出典:「いろは川」