平成12年7月8日の黒部川土砂管理協議会において



協議会の詳細

審議の結果
@平成12年度連携排砂計画について
  ・連携排砂実施期間は、7月10日から8月31日とする。
 
A平成12年度連携排砂に伴う環境調査について
  ・海域の水質調査を44地点とする。
  ・出し平ダム湖、宇奈月ダム湖の底質調査は6地点とする。
  ・海域の底質53地点については、今後の傾向を見るため継続調査を実施する。


主な発言
@ダム湖の土砂について
委 員 1年程度ならダム湖の土砂は変質しない、連携排砂しても平成3年のようなことはない、ヘドロ状のものを出さない、ということをはっきりさせなければいけない。
事務局 毎年、出洪水時に排砂すれば、環境への影響は少ないと考えている。
 
A海域の底質調査について
委 員 最低限継続の20箇所は実施する。53箇所については、評価委員にも必要な地点を確認して実施して欲しい。
座 長 53地点の調査については、取り組む方向で検討してほしい。傾向を見ることが必要。
 
B連携排砂に関する情報公開について
委 員 排砂に当たっては、関係者に情報を提供し、理解してもらうよう努力して欲しい。
事務局 これまで関係団体に説明してきている。最近はチラシ、ホームページにて海域の調査結果を公開してきており、情報の公開に努めている。今週もパネル展を実施した。今後も広報に努めていく。
委 員 今後も発生元のダム湖を汚さず、下流域を汚さないという基本的な考えで排砂を実施すべき。
委 員 これまで農業用水への影響について議論が欠落していた。宮野用水、愛本新用水の受益面積は約500haであり、宇奈月ダムから取水している。今後は、農業用水との関係についても十分に説明すべき。




 
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