出し平ダムの排砂に伴う海域環境調査につきましては、これまで黒部川ダム排砂評価委員会の指導および黒部川土砂管理協議会での協議・調整ならびに県関係部局、富山県漁業協同組合連合会(県漁連)、関係漁協の助言、協力を得ながら進めてまいりました。
 出し平ダムおよび宇奈月ダムの連携排砂に伴い、海域の現況把握を目的として、県水産試験場の協力を得ながら、建設省および関西電力株式会社は共同で、黒部川河口沿岸海域において、53箇所の底質調査を実施しました。
 なお平成7年より継続して調査している20箇所についても底質調査を実施しました。

調査内容 各調査地点において以下の調査を実施。
(強熱減量は新たな調査地点53箇所のみ)
外観、臭気、粒度組成、pH、COD、T-N、T-P、ORP、強熱減量

調査状況

試料採取 :5月24日〜6月6日(完了)
調査船  :立山丸(県水産試験場)、はやつき(県水産試験場)、
      挑洋丸((株)関西総合環境センター)

乗船立会者:富山県漁業協同組合連合会(県漁連)
      くろべ漁業協同組合
      飯野漁業協同組合
      入善町役場
      建設省黒部工事事務所
      関西電力(株)北陸支社

 

クリックすると地図が拡大され、海底より採取した土の写真を表示します。


調査位置図