(委 員) |
観光への影響を考えた場合、土砂変質進行抑制策は8月末の1週間を外した時期に実施出来ないものか。 |
(事務局) |
土砂変質進行抑制策自体を実施する可能性は低いと考えているが、観光面で特に重要な時期があるということであれば、再度検討したい。
|
(委 員) |
出し平ダムと宇奈月ダムの土砂変質進行抑制策は、別立てで考えるべきではないのか。宇奈月ダムは今後10年位で安定河床に達することから、慎重に土砂変質抑制方法を考えていくべきである。平成3年の出し平ダム排砂の轍を踏んではいけないと思っている。 |
(事務局) |
宇奈月ダムは土砂堆積傾向にあり、安定河床に達するまでは、堆積した土砂の大半は外には出て行かないと考えられるが、土砂の変質抑制については引き続き検討していきたい。 |
(委 員) |
排砂・通砂についても6月から8月の実施期間よりも、できれば7月までに終えることができないものか。来年度以降の問題として提起したい。 |
(事務局) |
現在の排砂方法はより改善されてきていると考えているが、将来的にも現在の排砂方法を全く変更しないと考えているわけではない。地域の方々や専門家と相談をしながら改善すべきものは改善し、より良いものを目指していきたい。 |
(委 員) |
少なくとも毎年確実に排砂を実施するという基本方針を持って、連携排砂を進めていかなければならない。より良い排砂の方法を目指し、改善すべき点があるのであれば、研究を進めていくべきである。 |
(事務局) |
排砂を行う上で重要なのは、より確実に毎年排砂を実施することであり、その際の影響を極力小さくしていくことを今後とも検討していく。 |
(委 員) |
海面も内水面も黒部川扇状地の沃野にしても、山の恵みを受けてきた。
黒部川扇状地の沃野については、地力が落ちてきていると言われており、今後、大地が山の恵みを受け入れることを真剣に考えるべきではないか。 |