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[平成13年度連携排砂に伴う環境影響継続調査] |
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平成13年11月に実施した、排砂に伴う環境影響調査(水生生物)について報告しています。 |
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[評価] |
本調査結果からは、特に問題となるような現象は認められない。 |
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[主な意見] |
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海域底生生物の平成13年度の排砂前後のデータを見ると種類数、個体数とも急激な変化をしているように見えない。 |
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[平成13年度海域底質調査追加調査] |
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平成13年11月に実施した、34地点の海域底質調査結果について報告しています。 |
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[評価] |
本調査結果からは、特に問題となるような現象は認められない。 |
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[主な意見] |
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硫化物のあった地点の泥温が比較的高く見える。 |
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泥温が際だって高いとは思われない。硫化物との関係で重要なのが酸化還元電位(ORP)で、これは酸化的環境にある。全体的に硫化物とORPは相関関係がない。 |
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[平成14年度連携排砂計画(案)についての概要] |
◇目標排砂量3 |
出し平ダム:約8万m3 宇奈月ダム:0万m3 |
◇時 期 |
6〜8月で流入量が、出し平ダムで300m3/s、宇奈月ダムで400m3/sのいずれかを上回る最初の出洪水時に連携排砂を実施。
ただし、融雪や梅雨時期は、出し平ダムが250m3/sに達した場合でも連携排砂を実施。 |
◇時 間 |
出し平ダムで自然流下時間は最低12時間。 |
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[評価] |
平成14年度連携排砂計画(案)については、妥当と考えられる。 |
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[主な意見] |
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できるだけダム貯水池に土砂を貯め込まないことが基本であり、通砂回数の上限はあえて設けなくても良い。 |
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水温が低く流量も多い融雪期に排砂を行う方がベターではないかとも考えられ、排砂できない年が続けば、将来的に融雪期の排砂を考慮に入れた基準流量の見直しも検討する必要があるのではないか。 |
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融雪期の排砂については、農業、漁業、環境に対する影響の詳細な検討と地域の理解が必要であり、排砂の基準を安易に下げることは避けてほしい。 |
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[環境影響調査計画(案)についての概要] |
◇環境調査3● |
水質、底質、水生生物、地下水調査については、平成8年度から継続的に行っている調査を一部を精査し実施。 |
◇時 期 | 排砂時期の前後と、排砂・通砂中に調査を実施。平成14年度からは、出水時にも調査を実施。 |
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[評価] |
平成14年度連携排砂に伴う環境影響調査計画(案)については、妥当と考えられる。 |
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[主な意見] |
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排砂を行っていない出水時の環境調査については賛成。 |
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既往の調査結果であまり変動のない地点を整理し、代わりに必要性の高い調査を充実させることに賛成。 |
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(1) |
過去からの水生生物調査成果を整理し、環境の変化を示す指標について検討してほしい。 |
(2) |
海域底生生物の組成の変化がわかるようにデータを整理してほしい。 |
(3) | 富山県等の他機関で実施した調査データを参考にするのも1つの方法である。 |
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[海域濁り拡散・沈降シミュレーションの概要(続報)] |
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