建設産業情報



■地方道路整備臨時交付金■



●地方道路整備臨時交付金とは?
 地方道路整備臨時交付金とは、一定の地域において、地域の課題に対して、一体として行われるべき事業に対して交付金を交付することにより、地方の創意・工夫を活かした個性的な地域づくりを推進することを目的としており、昭和60年に創設されました。
 これまでに、地域の総合病院へのアクセス道路の整備、市町村合併にともない必要となる道路の整備、学校統廃合に伴う安全な通学路整備を行うなど、地域の課題に臨機に対応した使いやすい制度のもと、地方道の整備の一端を担ってきました。

●交付金事業とは?
 交付の対象となる事業は、地域の課題に対応して、一定の地域で一体的に行われる必要のある複数の事業(これを、以下「パッケージ」と呼びます。)です。
※地域の課題とは、地域の総合病院へのアクセス改善、市町村合併にともない必要となる道路、学校統廃合に伴う安全な通学路など、地域のみなさまが普段抱えている身近な課題を設定いただければ結構です。
※複数とは、2つ以上の事業が一体的に行われる必要があります。
※事業とは、改築系の事業だけではなく、道路の舗装や修繕も可能です。

修繕にはこんな事業も含まれます

橋梁の耐震補強

橋梁の塗装

側溝の修繕

●通常補助事業や地方単独事業とのちがい
 地方道の整備の大半は、地方単独事業で行われています。通常補助事業は、国家的な視点から必要な事業に厳しく限定して実施しています。
 交付金事業は、国と地方の限りある財源を有効に活用する観点から、成果の事後評価と地方の自由裁量をセットにした制度となっています。




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