建設産業情報



■汚泥処理の仕組み■





7)汚泥濃縮タンク・機械濃縮機 8)汚泥消化タンク
 最初沈殿池やエアレーションタンクにたまった汚泥を集め、重力や機械で4分の1ほどに濃縮して量を少なくし、後の処理をしやすいようにします。  濃縮された汚泥を空気のない嫌気性の状態で微生物の力で発酵させて、汚泥量を減らします。消化タンクは約37度に加温され、約1ヶ月間貯留されます。

9)ガスタンク 10)汚泥脱水機
 汚泥が減量するとともにメタンガスを主成分とする消化ガスが発生します。そのメタンガスを貯留し、消化タンクを加温する燃料として使います。  消化タンクから送られてきた汚泥に薬品を加えて機械で脱水しトラックなどで埋め立て処分地やコンポストなどの工場に運搬されます。
 この後、処理場によっては汚泥を更に乾燥させたり消却したりして汚泥量を減量しているところもあります。



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北陸地方整備局建政部