《近況報告》
【活動地域:新潟県佐渡市】
~NPO法人佐渡芸能伝承機構より~

(H23.12.20)
○「ふるさと発元気プロジェクト」で紹介されました

 12月2日(金)夜10時からBSジャパンの番組「ふるさと発元気プロジェクト」で佐渡の芸能伝承の存続に向けた取り組みが紹介されました。
 当方に番組のディレクターの方から佐渡を題材にした番組をとの問い合わせがあり、「佐渡では、祭りが地域を支えている」とのお話をしたところ大変興味を持っていただき、黒根と関の祭りを取材していただくことになりました。
 佐渡滞在は準備期間を含め述べ8日間にも及び、芸能だけでなく、祭り・芸能と地域集落との関わりも見ていただけました。
 良い番組にしていただいて、上越教育大学の学生、地域の方々も大変喜んでおり、機会をみつけて集落で上映会を開きたいという声も聞かれました。学生が祭りに関わるときもそうなのですが、番組関係者の皆様も、長く地域に滞在し、関わることで集落との信頼関係を結んでゆくのだと改めて感じました。番組関係者の方も、仕事ではなく来年も祭りに関わりたいと言っておられました。
 番組のホームページはこちらです。

(H23.10.20)
○黒根の祭りが無事行われました

 10月9日(日)に黒根の祭りが無事行われました。上越教育大学の学生4名が前々日より現地に入り、鬼打ち(踊り)と太鼓の稽古をして本番に備えました。当日は、4年前より参加の新潟大学OBも笛で参加して賑やかな祭りとなりました。また、学生たちは準備や式典、翌日の片付けや直来にも参加して集落の方々との交流を深めました。

 
              稽古の様子です。  
   
                                  本番の様子です。

(H23.9.20)
○黒根の祭りに上越教育大学の学生が参加します

 上越教育大学の学生3~4名が10月9日(日)に行われる黒根の祭りに参加します。2日前くらいから黒根に滞在し、鬼太鼓の稽古をし、毎年参加している新潟大学教育学部の卒業生も新潟より参加の予定です。

(H23.9.20)
○「たかち芸能祭」が無事終わりました

 8月13日(土)に「たかち芸能祭」が無事終わりました。相模女子大学の学生2名が11日より高千に滞在し、南片辺(みなみかたべ)という集落に伝わる「御太鼓」という芸能を習いました。芸能祭当日は準備、受付を手伝うと共に南片辺の方たちと共に、芸能を披露しました。「御太鼓」は子ども達も参加する芸能であるため、稽古を通じて地元の小中学生と仲良くなり、ラジオ体操なども一緒にしました。また、一昨年参加の卒業生も去年に引き続き2名駆けつけ、準備などスタッフとして参加しました。

 
           稽古の様子です。          南片辺のみなさんと記念撮影
 
 
                                  本番の様子です。

(H23.8.19)
○「能登の祭り支援プロジェクト」に参加しました

 「能登の祭り支援プロジェクト」とは、過疎・高齢化により、集落の祭り・民俗行事の存続が危ぶまれるなか、祭り体験を教育の場や研究として活用したい全国の大学の教員や学生たちが、集落を支援していく仕組みを作っていく金沢大学の取り組みです。
 7月9日(土)に金沢大学において理事長が新潟大学の学生とともにワークショップに参加し、豊岡での取り組みの話をしてまいりました。同じような取り組みをされている方々なので、みなさん興味深く聞いていただけました。

(H23.6.20)
○義援金を佐渡市長に手渡しました

 東日本大震災の義援金が島内15の芸能団体から集まり、5月27日に約48万円を団体の有志の代表から佐渡市長に手渡しました。読売新聞や新潟日報でも記事として紹介していただきました。義援金の受付は秋祭りが終わる11月30日まで続きます。

(H23.4.20)
○義援金を送るお手伝いを始めました

 大きな被害をもたらした東日本大震災ですが佐渡でも義援金集めの輪が広がっております。佐渡では春祭りの季節を迎えそこここで太鼓の音が聞こえてきます。
 各集落で祭りに向けての芸能の稽古が行われていますが、その際に「被災された方に何ができるのだろうか」という話しがされ、祭り組の活動費の一部を義援金として送ろうという声が上がりました。私たち佐渡芸能伝承機構では窓口となってもらえないかとの依頼を受け、専用口座を設けて日本赤十字社を通じ被災地に義援金を送るお手伝いをしております。主旨等は佐渡芸能伝承機構ホームページをご覧ください。

(H23.4.20)
○豊岡の祭りが行われました

 4月10日(日)今年も新潟大学教育学部森下ゼミの学生を迎えて豊岡の祭りが行われました。3年目となる今年はゼミ生12名、卒業生1名が参加し、地元の方と共に鬼太鼓と大獅子で集落の家々を門付けしてまわりました。
 また、祭りに先立って3月28日から5日間佐渡に滞在し、祭りに向けての芸能の稽古も行いました。その際に今年初めての試みとして、地元の方を講師として竹箸つくり、草鞋つくり、郷土料理体験も行いました。祭りをきっかけに交流の幅が広がってきています。

 
   稽古の様子です。みなさんの緊張感が伝わってきます。        豊岡祭り本番、天候にも恵まれました。
 
 
      地元の方から竹箸つくりを教わりました。  

(H23.3.22)
○新潟大学の学生が祭りの稽古に来ます

 4月10日(日)は豊岡地区のお祭りです。今年も新潟大学教育学部の学生が3月28日から4月1日までの予定で現地にて稽古を行う予定です。今年は学生18名が参加予定で、祭り当日は都合のつくOBも来たいと言ってくれています。

(H23.2.21)
○「人と国土21」で活動が紹介されました

 雑誌「人と国土21」1月号で活動の紹介記事が掲載されました。豊岡集落と新潟大学を例に挙げ、地域を元気にするために必要なものや求められるものを紹介しています。

(H22.12.20)
○ホームページを開設しました

 佐渡芸能伝承機構のホームページを開設しました。今後コンテンツを充実させて情報を充実させて情報を発信していきたいと思っています。
 ホームページはこちらです。

(H22.10.20)
○黒根祭りが行われました

 10月10日(日)の黒根祭りで新潟大学教育学部の卒業生2名が笛で参加しました。今年で3回目の参加となりました。

                          右で笛を吹いている2名が卒業生です。

(H22.7.20)
○地域づくり7月号に活動紹介が掲載されました

 (財)地域活性化センターの地域づくり7月号において「祭り文化の再生と地域活性化」が特集され、そこで佐渡の祭りの概要や新たな祭りをつくる試み、集落機能を維持するために必要なことを紹介しています。
 詳細はこちらをご覧下さい。

(H22.6.21)
○松田理事長の特集記事が読売新聞で掲載されました

 5月30日(日)の読売新聞で松田さんがNPO法人を設立したきっかけや、学生との交流、祭りの記録に取り組むことになったきっかけについて紹介されました。

(H22.6.21)
○豊岡地区がお祭りで盛り上がりました

 4月11日(日)に佐渡市豊岡地区で行われた祭りに新潟大学の学生約20人が助っ人として駆けつけ、20年ほど途絶えていた大獅子舞が復活しました。普段は静かな集落ににぎやかな歓声が響き、集落の方は「これからも豊岡に元気を運んできてほしい」と話し、学生は「ここが古里みたいに感じる」と、互いに親交を深めることができました。
 4月16日(金)の読売新聞でも記事が掲載されました。

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