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河川水辺の国勢調査

平成29年度 手取川水系調査

手取川植物相調査 梯川植物相調査

手取川水系植物相調査

調査地点図

手取川地図

調査地点地図をPDFで見る【1,141KB】


植物相調査結果

調査では全体で100科517種の植物種を確認しました。各調査地区の確認状況は下表のとおりです。

調査地区 確認種数 確認状況
    手手金1
    手手金1景観
      50科215種
      • 河口部に位置し、主に草地環境となっており、樹林環境はほとんど見られない。砂浜にはハマヒルガオやハマエンドウなどからなる海浜植生も見られる。
      • 生活型区分では外来草本の割合が30.7%と最も高く、次いで多年生草本(30.2%)、一年生草本(23.7%)が多い結果となった。また、他地区と比較して外来種の割合が32.1%と高かった。
        手手金2
        手手金2景観
          48科165種
          • 河川敷は公園として整備されているため、主に草地環境となっており、樹林環境はほとんど見られない。
          • 生活型区分では多年生草本の割合が35.2%と最も高く、次いで外来草本(28.5%)、木本(17.6%)が多い結果となった。また、他地区と比較して外来種の割合が30.9%と高かった。
            手手金3
            手手金3景観
              44科144種
              • 中州状の地形となっており、草地環境のほか樹林環境も見られる。
              • 生活型区分では多年生草本の割合が43.8%と最も高く、次いで外来草本(22.2%)、木本(19.4%)が多い結果となった。
                手手金4
                手手金4景観
                  66科253種
                  • 低茎草地や高茎草地など多様な草地環境がみられ、樹林環境も広く分布している。地区内を流れる水路内には抽水植物や沈水植物も生育している。
                  • 生活型区分では多年生草本の割合が41.5%と最も高く、次いで外来草本(21.7%)、木本(20.2%)が多い結果となった。
                    手手金5
                    手手金5景観
                      46科114種
                      • 中州状の地形となっており、草地環境のほか樹林環境も見られる。
                      • 生活型区分では多年生草本の割合が29.8%と最も高く、次いで外来草本(28.1%)、木本(26.3%)が多い結果となった。また、他地区と比較して外来種の割合が32.5%と最も高かった。
                        手手金6
                        手手金6景観
                          50科146種
                          • 主に草地環境となっているが、樹林環境も点在する。
                          • 生活型区分では多年生草本の割合が39.0%と最も高く、次いで外来草本(21.2%)、木本(21.2%)が同じ割合であった。
                            手手金7
                            手手金7景観
                              47科143種
                              • 中州状の地形となっており、草地環境のほか樹林環境も見られる。
                              • 生活型区分では多年生草本の割合が43.4%と最も高く、次いで木本(26.6%)、外来草本(17.5%)が多い結果となった。
                                手手金8
                                手手金8景観
                                  46科122種
                                  • 主に草地環境となっているが、樹林環境も点在する。
                                  • 生活型区分では多年生草本の割合が40.2%と最も高く、次いで木本(23.8%)、外来草本(18.9%)が多い結果となった。
                                    手手金9
                                    手手金9景観
                                      49科124種
                                      • 草地環境のほか樹林環境も広く見られる。
                                      • 生活型区分では多年生草本の割合が37.1%と最も高く、次いで木本(35.5%)、外来草本(15.3%)が多い結果となった。また、他地区と比較して外来種の割合が18.5%と最も低く、木本の割合が35.5%と最も高かった。
                                        手手金10
                                        手手金10景観
                                          80科280種
                                          • 主に草地環境となっているが、樹林環境もわずかに見られる。
                                          • 生活型区分では多年生草本の割合が41.4%と最も高く、次いで木本(23.9%)、外来草本(17.5%)が多い結果となった。また、他地区と比較して外来種の割合が19.6%と低かった。
                                          調査結果詳細をPDFで見る【124KB】

                                          確認した重要種と外来種

                                          重要種
                                          テドリドクサ
                                          テドリドクサ
                                          石川県絶滅危惧U類
                                          イブキシダ
                                          イブキシダ
                                          石川県絶滅危惧U類
                                          アブラチャン
                                          アブラチャン
                                          石川県準絶滅危惧
                                          コンロンソウ
                                          コンロンソウ
                                          石川県準絶滅危惧
                                          タコノアシ
                                          タコノアシ
                                          環境省準絶滅危惧、石川県絶滅危惧U類
                                          カワラサイコ
                                          カワラサイコ
                                          石川県絶滅危惧U類
                                          エゾナニワズ
                                          エゾナニワズ
                                          石川県準絶滅危惧
                                          ホザキノフサモ
                                          ホザキノフサモ
                                          石川県絶滅危惧U類
                                          ハマボウフウ
                                          ハマボウフウ
                                          石川県準絶滅危惧
                                          スズサイコ
                                          スズサイコ
                                          環境省準絶滅危惧、石川県絶滅危惧U類
                                          ヒキヨモギ
                                          ヒキヨモギ
                                          石川県絶滅危惧U類
                                          ヒナギキョウ
                                          ヒナギキョウ
                                          石川県絶滅危惧U類
                                          ヒメニラ
                                          ヒメニラ
                                          石川県絶滅危惧U類
                                          オガルカヤ
                                          オガルカヤ
                                          石川県絶滅危惧U類
                                          ミクリ
                                          ミクリ
                                          環境省準絶滅危惧、石川県絶滅危惧U類
                                          ヤマアゼスゲ
                                          ヤマアゼスゲ
                                          石川県準絶滅危惧
                                          外来種
                                          オオカワヂシャ
                                          オオカワヂシャ
                                          特定外来生物
                                          オオキンケイギク
                                          オオキンケイギク
                                          特定外来生物

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