平成18年度 金沢河川国道事務所 記者発表資料

直轄海岸( 白山市〜 加賀市) で点検を実施!
− 4 箇所の空洞を発見、災害防止に向け早急に対策を実施−

平成18年10月27日

1 . 概要
 当事務所では、冬を迎える前に危険な箇所を事前に把握するための点検( 空洞調査) を実施しました。
 石川海岸では、平成17年2月、11月及び平成18年1月に海岸堤防の倒壊による災害が発生しており、発生原因は、管理用通路や自転車道において、路面下の空洞化によるものです。冬季期間は人災等の危険な状況にあります。( 海岸自転車道は冬期間は乗り入れ禁止)以下に空洞調査結果についてお知らせします。

2 . 点検結果について
○ 点検期間
 平成18年10月2日(月)〜 13日(金)
○ 点検範囲
 直轄海岸工事施行区域( 白山市〜 加賀市)
○ 点検方法
 海岸堤防背後の点検方法としては、地中レーダを搭載した調査車を道路縦断方向に計測し、異常信号により空洞化をキャッチする方法
○ 点検結果
 今回点検で、4 箇所の空洞箇所が発見されました。( 詳細は別紙
 ・能美市吉原釜屋地先1 箇所
 ・小松市浜佐美地先1 箇所
 ・加賀市篠原新地先2 箇所
○ 点検後の状況
 海岸堤防背後の管理用通路点検後、4 箇所の空洞箇所には、バリケードによる立ち入り禁止措置を実施しております。( 小松工区は、災害危険箇所として昨年より立入禁止となっています。)

3 . 空洞箇所への対応について
 空洞周辺の状況を調査後、通行可能な状態とするため、復旧に向けて対策( 空洞充填等) を実施します。
○ 実施予定日: 10月27日(木)〜 11月6日(月)を予定
※ 天候によっては、工程が変わる可能性があります。

《別紙》

『探査レーダー』による海岸管理調査 【PDF:207KB】