平成18年度 金沢河川国道事務所 記者発表資料

能越自動車道 穴水道路全線供用開始

平成18年4月11日

《参考資料》
1.事業実施の背景
2.事業の経緯
3.穴水道路の全線供用により期待される効果
4.その他の取り組み


3.穴水道路の全線供用により期待される効果

(1)能登の空の玄関口「能登空港」へのアクセス向上

 穴水道路の供用により、能登地域の空の玄関口である「能登空港」と県都金沢を直結する自動車専用道路ネットワークが完成し、能登空港の利便性を高める重要なアクセス
道路として、能登地域の発展に大きく寄与します。
 また、半島振興法に基づく法定計画「能登地域半島振興計画」に位置付けされている、県都金沢と能登地域を2時間で結ぶ「金沢能登2時間圏構想」の実現にも大きな役割を果たします。

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(2)事故が多発する地点の回避

 並行する主要地方道七尾輪島線では事故が集中し、石川県の死傷事故率平均の3.2倍の区間が存在しており、これらの改善が期待されます。
(127件/億台キロ、石川県単路部平均39.4件/億台キロ)

:死傷事故発生箇所・件数

H12〜15データ:ITARDA
(財)交通事故総合分析センターによる

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(3)能登で唯一の三次医療施設へのアクセス向上

 市立輪島病院から他病院(金沢及び七尾)への緊急搬送回数は132回/年(2.7日に1回)となっており、1日も早い整備が望まれていました。
 輪島市から能登で唯一の三次医療施設(公立能登総合病院, 七尾市)へのアクセスが向上します(搬送時間が約3分短縮(75分→72分))。

※第三次医療施設とは、多発外傷、急性薬物中毒、全身熱傷、心肺停止などを対象とした高度な救急救命施設

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