平成16年度 記者発表資料
 
平成17年度 概算要求のあらまし
 
平成16年8月26日

ポイント!!
● 一般国道470号 能越自動車道 穴水道路の全線供用
● 地域高規格道路  金沢外環状道路(山側幹線)の全線供用
    (一般国道8号 金沢東部環状道路の全線供用)
● 一般国道8号  津幡北バイパス(加茂〜舟橋)の部分供用
●梯川重点改修区間の改修促進



1.基本方針

 限られた予算の中、効果の高い事業への重点投資を図り、現在進行中のプロジェクトの早期供用を推進します。

2.主要施策

◆広域的連携交流・活力ある地域づくり 〜外との交流・内なる連携の推進〜

○ 一般国道470号 穴水道路の全線供用【能越自動車道】・・・資料1(PDF:176KB)

 穴水道路は、能越自動車道のうち能登空港IC(仮称)〜此木IC(仮称)の区間の延長6.4kmの道路であり、残る改良工事、橋梁工事および舗装工事を完成させ、平成17年度に全線供用する予定です。
 なお、穴水道路については、無料道路として全線供用を開始する予定です。

○ 一般国道470号 七尾氷見道路【能越自動車道】・・・資料2(PDF:173KB)

 平成17年度は、平成16年度に引き続き、用地買収と埋蔵文化財調査を推進します。

○ 直轄事業と補助事業が連携

 地域高規格道路 金沢外環状道路(山側幹線)を全線供用
 (一般国道8号 金沢東部環状道路の全線供用)       ・・・資料3(PDF:379KB)
 地域高規格道路 金沢外環状道路 山側幹線は、金沢市街地の渋滞緩和を目的に国土交通省、石川県、金沢市、土地区画整理事業組合が連携して整備を進めており、平成17年度に全線供用する予定です
 このうち、国土交通省で整備している一般国道8号金沢東部環状道路(延長9.4km)では、現在、未供用区間である金沢市月浦町〜同市東長江町間(延長3.6km)のトンネルを含む改良工事、舗装工事を完了させ、暫定2車線で全線供用する予定です。

○ 一般国道8号 津幡北バイパス(加茂〜舟橋)の部分供用・・・資料4(PDF:57.6KB)

 津幡北バイパスは、トンネルを含む改良工事、橋梁工事および舗装工事を推進し、平成17年度に津幡町加茂〜舟橋間(延長0.5km)を供用する予定です。

○ 一般国道157号 野町広小路交差点改良(香林坊拡幅)の部分供用・・・資料5(PDF:37.7KB)

 犀川から野町広小路交差点間の山側(0.2km)について改良工事、舗装工事を推進し、平成17年度に部分供用する予定です。

◆安全で安心な地域づくり(災害対策の推進)

○ 堤防の質的整備【手取川改修】

 急流河川の洪水エネルギーに対して、十分な安全性を確保するため、既設堤防を拡幅するとともに法勾配の緩やかな堤防の整備を実施します。平成17年度は引き続き、辰口町山田地先において整備を推進します。

○ 大規模引き堤による治水安全度向上【梯川重点地区改修】 ・・・資料6(PDF:45.9KB)

 前川合流点から白江大橋までの間を重点改修区間と位置づけ、下流部より順
次引堤による堤防整備を行っており、引き続き重点改修区間の堤防整備(引堤)等を推進します。平成17年度は、九竜橋川排水機場の改築小松大橋の架替
等を推進します。

○ 先端技術を駆使した完全無人化施工【柳谷上流砂防堰堤群の整備促進】 ・・・資料7(PDF:41.8KB)

 大正時代から施工され、甚之助谷の崩壊を防止してきた甚之助谷砂防ダム群の機能を保全し、甚之助谷の崩壊の拡大を防止するため柳谷上流砂防堰堤群(導流落差工)の整備を推進します。また、工事箇所は土石流、落石の危険性が大きいため、先端技術による完全無人化工法により実施します。

○ 白山の大規模地すべりの活動を抑制【甚之助谷地区地すべり対策事業】 ・・・資料8(PDF:35.3KB)

  甚之助谷地区左岸小規模ブロックの地すべりの活動を抑制するため、従来の集水ボーリング(径66mm)より地下水の排水効果の大きい大口径集水ボーリング(径300mm)の整備に着手します。

○ 安全で快適な海岸の保全と創出【小松工区】 ・・・資料9(PDF:36.4KB)

 海岸侵食が著しく護岸等の被災が頻発している小松市浜佐美地区で、侵食対策として新型人工リーフの整備を促進します。

○ 美川なぎさリフレッシュ事業【美川2工区】

  美川町永代地区において、海岸の景観と美しい砂浜の再生を図るため、人
工リーフの整備を推進します。

○ 防災・震災対策の推進(一般国道8号、160号)

 道路防災事業や橋梁の耐震補強事業を推進します。平成17年度は下記の箇所で工事を実施する予定です。
【震災対策】一般国道8号 森下川橋 手取川大橋
【防   災】一般国道160号 七尾市東浜町 消波工(延長0.2km)

◆美しさと文化の香りがする地域づくり(暮らしやすい住環境の整備)

○ 手取川水辺の楽校プロジェクト(西部拠点)の推進 ・・・資料10(PDF:36.0KB)

 自然体験、環境学習や様々な人々が憩える河川空間として活用するため、川北町と連携して実施している「水辺の楽校プロジェクト」の西部拠点(手取川大橋下流右岸、川北町朝日地区)の整備(高水敷整正、階段護岸等)に着手します。(平成17年度基盤整備完成予定)

○ 手取川ダム下流の水環境改善(手取川ダム)

 手取川ダム下流の水環境を改善することを目的に、白山合口堰堤(北陸電力梶A鶴来町白山町)より下流の減水区間に対し試験放流を行い、手取川下流部で河道内の流況、環境について調査を実施します。

○ 一般国道157号 横宮自歩道事業の推進 

 横宮自歩道整備事業は、野々市町横宮地区において、誰もが快適で安全・安心に利用できるバリアフリー化された歩行空間の確保を目的とした事業です。平成17年度は平成16年度に引き続き、用地買収を推進するとともに、木呂川橋の架替工事に着手します。



 


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