小松市立稚松小学校の5年生84人を対象に、梯川の河川敷にて、洪水を防ぐ方法について学ぶ模型実験学習会を行います。
実験は、広さが畳6畳、深さ10cmの器の中に砂で造ったミニチュアの河川模型を予め用意しておきます。模型は3基製作し、児童らは洪水に強い堤防の作り方や、侵食を受けにくい河岸の作り方、河川の水位を下げる方法についてそれぞれ実験を通じて考察を行ないます。
小松市立稚松小学校は、5年生の授業で5年前から市内を流れる梯川を総合的な学習の教材として取り上げ、環境や治水、地域の歴史について調べています。
総合的な学習の内容に幅を広げるため、昨年度から国土交通省金沢河川国道事務所が協力しています。
この学習は、10月3日に実施した「川の流れの働きを学ぶ模型実験学習」に引き続き行うものです。
この学習を踏まえ、今後は洪水を防ぐ方法についてさらに学習を深める予定です。
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