梯川にウォーキングスケールを設置します
平成16年3月10日
 梯川でウォーキングを楽しんでいただくために、こまつファッションタウン推進協議会(くらしづくり委員会)の皆さんと連携して、堤防上に距離標を兼ねたウォーキングスケールを現在整備しています。(河口から小松新橋間、左岸堤防上:H16.3月末完成)
 ウォーキングスケールには、梯川河口を起点(0.0q:安宅住吉神社前あたり)とした距離が表示(200m毎)されております。
 設置するウォーキングスケールは2種類あり、ほぼ1q毎に設置する大型のものと、200m毎に設置する小型のものがあります。
 1q毎に設置する大型のものは、梯川に生息する「アシ」や、県内では梯川にしか生息していない「セイタカヨシ」の姿をもとに、小松市木場町在住の藤田愛二氏(malibuデザインファクトリー)がデザイン、製作監修は小松市東町在住の伊藤彩さんが行いました。
 また、200m毎に設置する小型のものは、九谷焼の陶板を埋め込むものとし、石川県立九谷焼技術研修所及び石川県工業試験所九谷焼技術センターの協力により、5人の女性研修生(賀集セリーナさん、河原一美さん、古池真梨子さん、小室由美子さん、中嶋弘恵さん:本科1年在籍)がデザイン・製作を行いました。
 図柄には、梯川に生育している植物や鳥、昆虫などが色鮮やかに描かれています。
 いままで距離標は、河川改修や河川管理を円滑に行うため、河口より200m毎にコンクリート製の杭で設置し、そのほとんどが土中に没しています。また、管理時の視認性を高めるため、目印として見通しポールを距離標の脇に設置しています。 今回設置する距離標を兼ねたウォーキングスケールは、梯川の新しいシンボルとして、また、ウォーキングスケールとして市民の皆様に梯川により親しみ・関心を持って頂けるものと考えております。
 3月末には、休憩所を兼ねた一里塚(仮称)の整備も合わせて完了し、より一層利用しやすいものとなります。
 なお、3月11日午前9時30分頃から前川排水機場付近より順次上流へ向かいながら、九谷焼技術研修所の5人の女性たちが、陶板を現地にて取付ける作業を行います。
 将来的には梯川沿川に順次ウォーキングスケールを設置していく予定です。

大型のウォーキングスケール
3.4k設置(小松市大川町) 写真左:3.4k設置(小松市大川町)
写真下:河口部0.0k設置(小松市安宅)
河口部0.0k(小松市安宅)

研修生がデザイン・製作した陶板
陶板 陶板
陶板

小型のウォーキングスケール(くぼみに久谷陶板を設置)
小型のウォーキングスケール くぼみに久谷陶板を設置

ウォーキングスケール設置位置図
ウォーキングスケール設置区間

研修生による陶板設置箇所
研修生による陶板設置箇所 研修生による陶板設置箇所
研修生による陶板設置箇所 研修生による陶板設置箇所

○設置スケジュール
9:30 1.2k設置(前川排水機場付近)
順次上流へ  
10:00 2.4k設置(小松市丸の内地区)
順次上流へ  
10:30 3.0k設置(小松市大川町地区)
上記と予定しております。