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水生生物調査を実施しました

 金沢河川国道事務所では毎年、近隣の小学生と一緒に水生生物調査を行っています。今年は8月7日に鴨浦橋(埴田水位観測所)において中海小学校6年生27人と調査を行いました。川底に棲んでいる生物を採取し、その種類によって川の水質(きれいさ)を調べました。また、川の流れの速さや、水温、周りの状況(ゴミ、川底の状態)なども観察しました。結果は、ヒラタカゲロウやナガレトビケラなど、きれいな水に生息する生物がたくさん採取され、梯川上流部の水は、昨年同様「きれいな水(水質階級I)」と判定されました。

水質階級と指標生物
  きれいな水
(水質階級I)
少しきたない水
(水質階級II)
きたない水
(水質階級III)
たいへんきたない水
(水質階級IV)
特徴 水は透明で、川底まで見え、川底には石がたくさんあります。 周りには田んぼがあって、水がやや濁っているところです。 排水路が川につながっていたりするところです。川底は泥っぽくなっています。 周りには工場も多く、人がたくさん住んでいるようなところです。川岸が壁のようなコンクリートや鉄でつくられたりします。
指標生物 カワゲラヒラタカゲロウナガレトビケラ、ヤマトビケラ、ヘビトンボ、ブユ、アミカ、サワガニ、ウズムシ イシマキカイ、オオシマトビケラ、コガタシマトビケラ、ヒラタドロムシ、ゲンジボタル、コオニヤンマ、スジエビ、カワニナ、ヤマトシジミ イソコツブムシ、ミズカマキリ、タイコウチ、ミズムシ、タニシ、ヒル、ニホンドロソコエビ セスジユスリカ、チョウバエ、アメリカザリガニ、サカマキガイ、エラミミズ

※下線は今回の調査で確認できた生物です。


梯川で生物を採取します

採取した生物の種類と数を調べます

採取した生物

ヒラタカゲロウ

ナガレトビケラ

水生生物調査を詳しく知りたい方はこちらへ→

http://w-mizu.nies.go.jp/suisei/suisei.html

 

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