| 現道拡幅案 | バイパス案（2案とも） | 両側バイパス案 | ||
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| 主な地元の意見 | ・現道にある商業施設を活性化させるため（懇、考、地） ・現道でのにぎわいを維持するため（地） |
・安全性や走行性からバイパスが望ましい（地） ・事業の進捗が早い（懇） ・通過交通を排除できる（地） ・交通渋滞がおこらない（地） |
・現道の商業施設を守りながら、通過交通が排除できる（懇） |
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| みちづくりの観点 | 自動車利用者(通過交通) | ○沿道施設を利用できることから、利便性に優れる △生活交通と混在することから交通量が多く、沿道施設への出入車両の影響により、走行性、安全性がやや劣る |
○生活交通と分離され、走行性、安全性にすぐれる |
○沿道施設を利用できることから、利便性にすぐれる ○生活交通と分離され、走行性、安全性にすぐれる ×バイパス沿道の施設への出入は、追い越し車線側で行われるため、安全性に劣る |
| 自動車利用者(生活交通) | △通過交通と混在することから交通量が多く、沿道施設への出入車両の影響により、走行性、安全性がやや劣る △中央分離帯の設置により、沿道施設への出入は片側のみとなる |
○通過交通と分離され、走行性、安全性にすぐれる ○現道での沿道施設への出入りは、現在と同様に行える |
○通過交通と分離され、走行性、安全性にすぐれる ○沿道施設への出入りは、現道とバイパスの両側から可能となる △バイパス部でのＵターンは、交差道路を経由して行われる ×バイパス沿道の施設の出入りは、追い越し車線側で行われるため、安全性に劣り、逆送の危険性が高い。 ×交差道路では新たな交差点が２ヶ所増える |
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| 歩行者・自転車 | ○歩道整備により歩行者の安全性、利便性、快適性が高まる |
△現道での歩行者の安全性、利便性、快適性は改善されない |
△現道での歩行者の安全性、利便性、快適性は改善されない |
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| 沿道施設 | ○交通量の増加に伴い、利用者の増加が見込める △中央分離帯の設置により、沿道施設への出入りは片側のみとなる ×拡幅に伴う沿道施設への影響が大きい |
○現道での沿道施設への出入りは、現在と同様に行える ×現道では交通量の減少とともに、バイパス部に新たに立地する沿道施設との競合が生じる |
○沿道施設の出入りは、現道とバイパス部の両側から可能となる ○交通量の増加に伴い、利用者の増加が見込める |
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| 地域生活者 | △交通量の増加に伴い、騒音、新道の影響が大きくなる △交通量の増加や中央分離帯の設置により、地域が分断され、道路横断も困難となる |
△現道では交通量の減少に伴い、騒音・新道の影響が小さくなるが、バイパス部では新たに影響が生じる △バイパス部で新たな地域分断が生じるとともに、道路横断が困難となる ×バイパス部で新たに農地の一部で斜行が生じる |
△交通量の増加に伴い、騒音、振動の影響が大きくなる ×現道とバイパスに挟まれた土地を、有効・計画的に活用できないと、地域が大きく分断されるとともに、道路横断が困難となる |
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| 施工性 | △交通規制が全線で必要であり、工事期間が長い ○完成した区間からの部分的な開通により、道路整備効果が発現できる |
○交通規制は部分的であり、工事期間が短い ×部分的な開通では、バイパスとしての効果が発揮できない |
×交通規制は部分的であるが、現道とバイパスに挟まれた土地での市街地開発事業も含めた工事期間は最も長い ×部分的な開通では、バイパスとしての効果が発揮できない |
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| 経済性 | ×沿道施設の補償費が高く、ロータリーや裏道の整備も必要になることから、経済性に劣る |
○経済性に優れる |
×道路事業費は経済性に最も優れるが、現道とバイパスに挟まれた土地での市街地開発事業も含めると、経済性に劣る |
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| まちづくりの観点 | ・特に沿道商店街としてのまちづくり組織は、形成されていない ・沿道商業施設が支障となったり、前面駐車場などが、道路用地となる ・不整形や狭小な宅地が発生する ・沿道の町並みは不統一で、緑も少ない ・無料で休憩できる場所や、観光などの情報を手に入れる場所が不足している→道の駅や休憩スペースなどの整備 |
・バイパス沿道での土地利用の規制や誘導を行わないと、無計画な土地利用が行われるとともに、現道の商業施設と競合し、商業活動に大きく影響する→まちづくり条例や地区計画などを導入し、土地利用の規制・誘導 ・無料で休憩できる場所や、観光などの情報を手に入れる場所が不足している→道の駅や休憩スペースなどの整備 |
・特に沿道商店街としてのまちづくり組織は、形成されていない→地元主体のまちづくり組織の創設 ・一体的な土地利用を行わないと、不整形な宅地や利用しづらい宅地が発生する→土地区画整理事業などの導入 ・沿道の町並みは不統一で、緑も少ない→地区計画や緑地協定などの導入 ・無料で休憩できる場所や、観光などの情報を手に入れる場所が不足している→道の駅や休憩スペースなどの整備 |
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※総合評価の○、△、×は、事務局側からのたたき台です。